写真はみんなを笑顔にする!
なぜ写真を撮るんですか??
ちょっと前までは、写真に残すためにはフィルムが必要で、そこには必ず写真屋さんの存在がありました。
当時は、写真を撮る時はどうゆうときかというと必ず、何かの記念があるはずなんです。
子どもが生まれた時、お宮参り、お食い初め、誕生日、753、入園、卒園、遠足、修学旅行、家族旅行、成人式、クラス会、パーティー、結婚式などなど。
きりがありませんが、必ず何か記念があり、その瞬間を自分史として残すんです。
写真がなかった時はきっと日記などに記して、自分史を残したのでしょうか?そうですよね。
昔々の出来事は、大体、書物とか・・あと、絵とかで知りますよね。
でも、自分の先祖の書物とか残ってないし、どこに住んでたのかとか、どんな仕事をしていたのかとかよくわからないなー。
私の、父方のおじいちゃんは大工さんだったと聞きましたが、その前のおじいちゃんの事は全くわかりません・・・。
写真が一般的になったのは、私の両親の世代からですので、これから生きていく未来の親戚は、ここからちゃんとした先祖の姿というものが確認できますよね。
未来の親戚は子供に対して、あなたは「ひーひーひーひーおばあちゃんの若い時にそっくりね」とか「ひーひーひーおじいちゃんの若い時と、ひーひーひーひーおばあさんの若い時を足して2で割った顔ね」なんて話してるんでしょうか(笑)
創造するだけで、笑っちゃいますね!!
やっぱり現代の人間って、自分のルーツとか歴史とか、自分が生きている意味とか、存在を確かめたくて、そして残したくて写真を撮るんじゃないでしょうか。
子どもに対しては、「あなたもこんなにかわいい時があったのよ」なんて未来の会話の為に残してあげたいと思って、子供の写真を撮るんじゃないでしょうか。
今は急速にイノベーションが進んで、写真屋さんなんか無くても写真が写真として存在する時代、写真屋さんは後がない状況のような雰囲気ですよね・・・
写真スタジオはまだまだ需要はあるし、これからもしっかり残って行くんだろうなと思っていますがー
でも、私は今こそ写真屋さんが責任を持って写真を残す意味をしっかり伝えていく使命があると思うんです。
今は簡単に写真を撮れるけど、その写真は簡単に消えてしまいます。
残らないんなら、写真じゃないじゃん!!
大事な自分史を未来の笑顔の為にちゃんと残していってもらいたいと真剣に考えてます。
後がないと決めればそれまでですが、まだまだ使命は深いと思っています。
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